売らずとも売れる人になるには
2024年02月28日
同じ商品やサービスを売っているのに、なぜ「売れる人」と「売れない人」がいるのでしょうか?
実店舗でも、WEBを使った販売でも、どのようなシーンであっても必ず両方の人が存在します。
売れる人は特に営業を頑張っているわけではないのに売れるし、売れない人は「市場に競合が多い」というわけでもないのにずっと売れないままでいたり・・・。
この違いってなんでだろう、と不思議に思ったことはありませんか?
今回は「売らずとも売れる人」になるために知っておきたいことについてお話していきます。
↓この記事はこんな人におすすめです。
・店販(物販)、サービスが売れない
・断られるのが怖い
・次回予約が取れない
それでは、お話していきます!
売れる人と売れない人の違い
同じ商品、サービスを売っているのに、なぜ売れる人と売れない人がいるのか?
それは、お客様の求める「価値」を正しく捉えられているか、いないかの違いです!
お客様に選ばれる商品やサービスを作るために、「価値」は切っても切り離せない要素です。
売れる人はお客様が求める価値を正しく理解できているから、競合が多い市場でも「あなただから買いたい」とお客様に選ばれているんです。
逆に、売れない人はお客様の求める価値を理解できていないが故に、お客様からもその人から買う価値を感じてもらいにくく、「価格」を下げるように求められたりなど価格競争に巻きこまれていきます。
なぜ、モノやサービスが欲しいと思うか?
じゃあ、価値って一体どういうものなのか?
その答えは、自分が「なぜ、モノやサービスを欲しいと思うのか」というところにヒントがあります。
たとえば、あなたが食べ過ぎて少し太ってしまい、「痩せないと・・・」と思っているときにダイエット広告を見て
「これをやったら楽に痩せられそう!」
「細くなって、きれいになれそう♪」
などと思ったことはありませんか?
あなたが広告を見て、感じた気持ちの「○○になれそう」っていうところがポイントなんです!
人がモノやサービスをなんのために購入するのかっていうと、「自分の理想の未来へ近づくため」です。
だから、お客様にとって「価値」があるというのは、理想の未来に近づけるということ。
理想の未来とのギャップ
現状と理想の未来にあるギャップの大きければ大きいほど、人はモノやサービスを使って理想の未来に近づけたときに価値を高く感じます。
理想の未来に対する欲求が強ければ強いほど、価値が大きくなるということです。
つまり、価値の大きさは理想の未来への変化量の期待値で変わってくるのです!
現状から理想の未来までを分解すると見えるもの
理想の未来に行くまでには、誰しもなかなかスムーズには行かず、必ず何かしらのハードルがあったりしますよね。
そのようなハードルが起こったときの解決方法というのが、需要といわれるものになります。
ギャップの間に生まれる価値をちゃんと見据えて、変化の過程も分解してあげることで具体的に「お客様が求めていることはなにか?」という需要が見えてきます◎
そこで、下の画像のように見えてきた需要に対してお客様に商品を供給してあげるのがビジネスにおいて大切なことです!
まとめ
ネットの広告などで「月に1000万円売る方法」などとマーケティングとかビジネスのノウハウが売られているのをよく見かけますよね。
ノウハウ自体が悪いというわけではありませんが、ノウハウを追いかけて、お金儲けを考えてばかりでは、お客様が望む未来を叶えることも必要な価値を届けることもできません。。。
マーケティングやビジネスで大切なことは、お客様の未来を叶えていくこと。
お客様の望む未来を叶えられるような商品づくりができるようになれば、売らずともスルッと売れるようになるかもしれません!
今回の記事の内容を参考に、自身の担当する業務がお客様にとって、どのような価値に繋がっているかを意識してみることから始めてみてはいかがでしょうか。