n11)オファーコンテンツで見込み客を獲得する
2025年09月02日
オファーコンテンツの作り方
ファーコンテンツは訪問者に興味を持ってもらう内容にすることが大切です。オファーコンテンツの魅力が高いほど集客が楽になるため、オファーコンテンツの作り方や押さえておくべきポイントを押さえておきましょう。
簡単にいうと「見込み客が抱える悩みや課題を解決する情報や体験」 を提供します。
たとえば、化粧品であれば「シミが気になる」人に、自社商品ならどのように解決できるかを紹介し、一度試しに使ってみたいという見込み客側の気持ちに応えます。
コンテンツとしては「無料お試しセット」といった類のものを用意するとよいかもしれません。
創業支援を専門としたコンサルタントであれば、「誰に相談すればよいかわからない」といった悩みが想定されるため、『銀行から創業融資を獲得するための秘訣』というノウハウをまとめた小冊子を用意することによって、見込み客に対して専門性が十分であることをアピールしながら信頼の構築にも役立てることができます。
オファーコンテンツを通じて「提供する価値を何にするのか」 と 「どのように提供するのか」の掛け合わせによって 見込み客に向けたオファーを作り上げます。顧客が抱える悩みや課題を解決するための情報を用意しましょう。
オファーコンテンツ例
価値提供する内容 | 提供方法 |
---|---|
事例集 診断 お試し商品 ノウハウ 調査レポート |
音声 実物 小冊子 動画 CD/DVD |

リード獲得を目的としたオファーコンテンツの具体例
例1)小規模のパソコンサポート会社
この会社では法人向けに『パソコン業務を効率化するための5つのチェックポイント』と題した日常業務の改善やトラブル防止に役立つノウハウをまとめたPDFと短い動画を無料で提供するオファーコンテンツを用意しています。
PDFと動画は申し込み時に登録されたメールアドレス宛に送信する形式のため、配送コストは発生しません。誰もが興味を持つ一般的な内容ではありませんが、ターゲットである中小企業の担当者や経営者にとっては実務に直結する有益な情報として関心を引きやすい内容です。
自社の顧客にとって価値のある情報をコンテンツとして提供し、その見返りとして名前やメールアドレスなどの見込み客情報を取得することがオファーコンテンツの目的となります。
例2)美容サロン向けの集客支援を行うコンサル会社
対象顧客である美容サロン経営者向けに、「新規顧客を3か月で増やすためのSNS活用のポイント」を10分で解説した動画講座を無料でプレゼントするというものです。普段セミナーや個別コンサルでお伝えしている内容からサロン経営者にとって役立つノウハウの一部を動画にまとめ、申し込みをした顧客に対して視聴ページを案内する仕組みです。
この動画では決して情報を小出しにせず実践的なノウハウをしっかり提供することがポイントです。オファーコンテンツで出し惜しみはせずに「すべて公開」します。ここで期待を裏切ると見込み客が顧客になる可能性が大きく下がってしまうからです。