s11)Windows Server(ウィンドウズ サーバー)

2024年04月26日

Windows Server はWindowsのサーバー向けのOSです。使用感はパソコンのWindowsとそれほど変わりません。操作しやすいGUIやユーザーサポート、Microsoftの豊富なプロダクトを利用できることなどが利点として挙げられます。

Windows Server

Microsoft の Windows は、 パソコンのOSとしてよく知られていますが、 Microsoftはサーバー用にも Windows Server という OSを提供しています。同じWindowsなのでサーバー用でも操作方法はクライアント向けのWindowsとほとんど同じ使用感のため、パソコンで Windows を使用している人には使いやすいOSです。Windows や Windows Server は感覚的に操作できるGUI (グラフィカルユーザーインターフェイス) で、ディスプレイの表示に画像を多く使用し、初心者でも見やすく、マウスの動きなどによって指示を与えるものです。

GUIと対照的な操作方式に CUI (キャラクターユーザーインターフェイス)があります。 CUIではディスプレイの表示が基本的に文字のみになります。 操作もキーボードだけで行われるため、CUI の操作には知識を要し、コンピューターに詳しくない人には扱いにくいものです。使いやすい GUI が整備された Windows Server は初めての人でも使いやすい OS といえます。

Windows Serverの利点と注意点

Windows Serverの利点

Windows Serverの利点について見ると、Windows Server は、Microsoftが有料で提供している OS なので、公式のユーザーサポートを受けられるという点が第一に挙げられます。 サーバーに用いるOSには無償で使用できるものもありますが、サポートがないものもあります。 サポートが無い場合にはトラブルや不明点があっても自力で対応しなければなりません。
それに対して Windows Serverはトラブルが起きたときに公式の相談窓口があります。 Microsoft はOS だけでなくWindows Serverに対応したソフトウェアも多く開発しているため、豊富なプロダクトを利用できるというのも魅力の1つです。

Windows Serverの注意点

Windows Server に特有の注意点として、ライセンス体系が挙げられます。Windows Server には、コアライセンスとクライアントアクセスライセンスというものがあり、 システムの大きさに応じてそれぞれのライセンスを購入する必要があります。 Windows Serverを利用するシステムではライセンス料を検討する必要があり、大きなコストとなるため導入の際には注意が必要です。

ライセンス

購入したソフトウェアを正規利用するための権利をライセンスといいます。 購入したソフトウェアはインストールメディアさえあれば複数のコンピューターにインストールしたり、複数のユーザーが使用できる場合もあります。 利用を制限するためにメーカーは、1つのソフトウェアの購入で利用できるのは何台・何人までといった内容をライセンスとして定めていることがあります。
コアライセンスとクライアントアクセスライセンスは両方とも必要な数だけ購入する必要があります。

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