ディレクトリサーバーとは?

サーバーの基礎知識 vol.s19

大企業などの大きな組織になると、所有するサーバーやパソコン、利用するユーザー等の数が膨大になります。 これら複雑な仕組みを効率よく管理するために使用されるのがディレクトリサーバーです。
一般的に「directory」は住所録等を指す言葉で、多数の情報を整理して一覧にするような意味合いを持ちます。パソコン用語としては階層構造を持ったファイルを保管する為の場所の総称としてディレクトリと呼ばれることがあります。

「ディレクトリサービス」とは何らかの情報を整理して保存し、必要に応じて検索したりできるようにする機能で、それらを提供するのが「ディレクトリサーバー」です。

情報を管理するという点ではデータベースサーバーと共通していますが、ディレクトリサーバーは階層型データベースというツリー構造で情報を管理し、情報の更新頻度があまり高くない検索メインの用途に向いています。

ディレクトリサーバーはユーザー管理も行えます。多数のユーザーに対しIDやパスワード、アクセス権などを設定したり管理するのは手間のかかる作業ですが、ディレクトリサーバーの階層型データベースを利用すれば効率よく行えます。

階層型データベース

組織図などで見られるツリー構造でデータを保持するデータベースを階層型データベースと呼びます。
階層型データベースモデルでは親データ1つに対して子データを複数置くことができます。

業務システムでのディレクトリサーバーの役割

ユーザー管理をディレクトリサーバーで行う利点は、ユーザーIDやパスワードなどのユーザー情報を一元管理できることにあります。

ディレクトリサーバーがないケースでは、社内にあるファイルサーバーやWeb サーバーをユーザーが利用するとき、それぞれのサーバーにおいてユーザー認証を行わなければなりません。ユーザー認証を行うサーバーは、正しいユーザーIDとパスワードの組み合わせを持つ必要がありますが、同じ組み合わせ(データ)を各サーバーが別々に持つことになり、ユーザーIDやパスワードに変更があった場合、全てのサーバーで更新をする必要が出てきます。煩雑な管理となるため、ミスによって情報がバッティングしたり誤りが生じやすくなります。

ディレクトリサーバーでユーザー情報を管理し、ユーザー認証を一括して行えば各サーバーがそれぞれユーザー情報を管理する必要はありません。ユーザーからリクエストを受けた他のサーバーは、入力されたユーザー情報をディレクトリサーバーに照会し、ユーザー認証を行うことができます。
情報に変更があったときもディレクトリサーバーにあるひとつのデータを修正するだけなので効率よくデータを管理することができます。

この記事の監修・執筆:ラクスク制作チーム
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