サブスク(月額制)ホームページ制作のデメリット・契約前に知っておくべき注意点

vol. 2026年01月20日

月額制ホームページ制作サービスは初期費用を抑えられる魅力的な選択肢として注目されています。
しかしメリットばかりではありません。契約後に後悔しないために月額制ホームページのデメリットをしっかり理解しておくことが重要です。月額制ホームページ制作の隠れたデメリットや注意すべきポイントはどういったところにあるのでしょうか。

月額制ホームページ制作とは

月額制ホームページ制作サービスとは、毎月一定の料金を支払うことでホームページの制作から運用、保守までを利用できるサービスです。初期費用が安く、月額5千円から3万円程度で始められることから中小企業や個人事業主に人気があります。しかしこの仕組みには従来の買い切り型制作にはないデメリットも存在します。契約前にこれらのデメリットを把握しておくことで自社に本当に合った選択ができるでしょう。

解約するとホームページが消える

月額制ホームページ制作の最大のデメリットは契約を解約するとホームページが使えなくなることです。
一般的な買い切り型制作では一度制作費を支払えば、ホームページの所有権は完全に自社のものになります。制作会社との契約が終了してもホームページは残り続けます。サーバーやドメインの管理を自社で行えば、半永久的に使用できます。

月額制ではサービス提供者のプラットフォーム上でホームページが運用されているため、契約を解約した瞬間にサイトが表示されなくなります。これまで育ててきたコンテンツや検索エンジンでの評価、顧客に知られたURLなどすべてが失われてしまうのです。

特に数年間運用してきたホームページには、多くの記事コンテンツや顧客の声、実績などが蓄積されています。これらの資産が解約と同時に消えてしまうリスクは事業継続性の観点から大きなデメリットと言えます。

事業が軌道に乗りより本格的なホームページへ移行したいと考えた場合でも、月額制サービスからデータを移行できないケースが多くゼロから作り直す必要があります。
ただし、RakuSukuでは改めて別途費用にて従来型買取Webサイト制作をご依頼いただければ、コンテンツを載せ替えることも可能です。

長期的には費用が高額になる可能性

月額制は初期費用が安い反面、長期的に見ると総額が高くなる可能性もあります。例えば月額1万円のサービスを3年間利用すると36万円、5年間で60万円になります。50万円で制作したホームページなら、5年使えば年間10万円の投資で済みます。
月額制は毎月コストが発生し続けるため、長く事業を続けるほどトータルコストは膨らんでいく可能性があり、更新頻度が低く、一度作れば長期間そのまま使えるタイプのホームページの場合は月額制のコストパフォーマンスは悪くなります。

ただし、従来の注文型のホームページでも、システム更新やプログラムバージョンアップで別途メンテナンス費用が必要になります。その費用も含んで計算すると、5年運営して同額くらいになります。

最低契約期間があるケースが多い

多くの月額制サービスでは最低契約期間が設定されています。6ヶ月から1年程度が一般的ですが、この期間内に解約すると違約金が発生するケースもあります。短期間で事業方針が変わった場合でもすぐに解約できないリスクがあります。

サブスクホームページ制作のRakuSukuではお客様の立場になり、解約お申し出の翌月末までを期間としています。1年契約などの制約はありません。

カスタマイズの自由度が低い(サービスによる)

一般的な月額制ホームページ制作の多くは、あらかじめ用意されたテンプレートをベースに制作されます。このため、デザインや機能のカスタマイズに制限があることがデメリットとなります。自社の独自性を打ち出したいブランドイメージを重視する企業にとって、テンプレートの枠内でしかデザインできないことは大きな制約です。競合他社と似たようなデザインになってしまい、差別化が難しくなる可能性があります。

また、特殊な機能やシステム連携が必要な場合、テンプレート型のサービスでは対応できないことが多くあります。例えば、在庫管理システムとの連携、会員限定ページの構築、複雑な予約システムの実装などは、柔軟な制作体制でなければ実現できないことがあります。

ただし、すべての月額制サービスがテンプレート固定というわけではありません。RakuSukuではオリジナルデザインでの制作に対応し、月額制の手軽さを保ちながら自社の要望に合わせたカスタマイズが可能です。

月額制を検討する際は、テンプレートのみなのか、オリジナルデザインにも対応可能なのかを事前に確認することが重要です。デザインの自由度やカスタマイズの範囲について、具体的にお問い合わせください。

サービス提供者への依存度が高い

月額制ホームページ制作ではサービス提供者に大きく依存することになるのもデメリットです。サービス提供者が事業を終了したりサービス内容を大幅に変更したりした場合、利用者は影響を受けざるを得ません。最悪の場合は突然サービスが終了し、ホームページが使えなくなるリスクもあります。

また、サービス提供者の都合で料金が値上げされる可能性もあります。契約時は月額1万円だったものが、数年後には1万5千円、2万円と段階的に値上がりすることも考えられます。料金改定には従わざるを得ずコストコントロールが難しくなります。

技術的な面でもサービス提供者のシステムやサーバーに依存します。サーバーダウンやシステム障害が発生した場合、自社では何もできず復旧を待つしかありません。アクセスが集中する時期にサーバーが不安定になるリスクもあります。

さらにサービス提供者が提供する範囲でしか対応してもらえないため、急ぎの修正や特別な対応が必要な場合でもすぐに対応してもらえないことがあります。自社でコントロールできる範囲が限られることは、ビジネスの柔軟性を損なう可能性があります。

データの所有権が曖昧なことがある

月額制ホームページ制作では作成したコンテンツやデータの所有権が曖昧になることがあるのもデメリットです。
多くのサブスクホームページ制作サービスでは解約時にデータをエクスポートできる機能が限られています。これまで蓄積してきた記事、画像、顧客情報などのデータを、他のシステムに移行できないことがあります。

特に問題となるのは画像やデザイン素材の著作権です。サービス提供者が用意したテンプレートや素材を使用している場合、それらの素材は解約後に使用できなくなります。新しいホームページを制作する際も同じ素材を使えないため、ブランドイメージの継続性が失われます。

契約時に見落としがちですが、ドメイン名の所有権も確認が必要です。一部のサービスではサービス提供者名義でドメインが取得されており、解約時に自社で引き継げないケースもあります。長年使ってきたドメイン名が使えなくなると検索エンジンでの評価やブランド認知度が失われてしまいます。

データバックアップについても自社で定期的に取得できるかどうかを確認しておく必要があります。サービス提供者任せにしていると予期せぬデータ損失のリスクがあります。

プランによる機能制限がある(サービスによる)

プランによっては機能制限があり、必要な機能を追加するためにオプション料金が発生することもあります。基本料金は安くても実際に使いたい機能を揃えると、月額費用が当初の想定より高くなることもあるでしょう。
やりたいことができる機能がついているかなどを確認してから申し込むようにしましょう。

更新回数や機能に制限がある

多くの月額制ホームページ制作サービスではコンテンツの更新回数や使用できる機能に制限が設けられています。例えば、「月に3回まで更新無料」といった制限があり、それを超えると追加料金が発生します。頻繁に情報を更新したい業種、例えば飲食店のメニュー変更や不動産会社の物件情報更新などでは、この制限がボトルネックになることがあります。

ページ数にも上限が設定されていることが多く、基本プランでは5ページまで、10ページまでといった制限があります。事業の拡大に伴いコンテンツを増やしたい場合、上位プランへの変更が必要になり、月額費用が上がります。

画像の登録数やデータ容量にも制限があることが一般的です。写真を多く使いたい業種ではすぐに容量制限に達してしまい、追加料金を支払うか画質を落とすかの選択を迫られます。

また、SEO対策の範囲も限定的なことが多く、基本的なメタタグ設定は含まれていても詳細な分析や改善提案は別料金というケースもあります。本格的にSEO対策を行いたい場合は月額制サービスだけでは不十分な可能性があるため、事前に確認しておきましょう。

競合他社と似たデザインになりやすい(テンプレート型の場合)

テンプレート型の月額制ホームページ制作サービスでは効率化のためにあらかじめ用意されたデザインを使用するため、同じサービスを利用している他社と似たデザインになりやすいというデメリットがあります。

特に人気のあるテンプレートは多くの企業が選ぶため、業種が同じ場合、競合他社と酷似したホームページになってしまうことがあります。訪問者に「どこかで見たことがある」という印象を与え、企業の独自性や信頼性が損なわれる可能性があります。

色やフォントの変更程度はできても、レイアウトの大幅な変更や独自のデザイン要素の追加は難しいことが多く、ブランドイメージを確立したい企業にとっては物足りなさを感じるでしょう。

また、最新のWebデザイントレンドに必ずしも対応しているとは限りません。サービス提供者がテンプレートを更新するタイミングによっては、古いデザインのまま使い続けることになる場合もあります。

ただし、RakuSukuでは、オリジナルデザインでの制作に対応しています。競合他社との差別化を図りながら、月額制のメリットも享受できます。デザインの独自性を重視する場合はオリジナル制作が可能な制作会社をお選びください。

月額制ホームページ制作が向いていないケース

これらのデメリットを踏まえると月額制ホームページ制作が向いていないケースが見えてきます。
長期的に事業を継続する予定があり、最初から構想が固まったWebサイトを制作する予定で、10年、20年と使い続けることが決まっている場合は、買い切り型の方がトータルコストを抑えられる可能性が高いでしょう。

独自性の高いデザインや複雑な機能が必要な企業、ブランドイメージを重視する企業にも向いていません。テンプレートの制約内では理想とするホームページを実現できない可能性があります。

頻繁にコンテンツを更新したい企業や大量の画像や動画を掲載したい企業も、更新回数や容量の制限がネックになります。追加料金が発生し続けると、結果的に高額になってしまいます。

データの完全な所有権を持ちたい企業、将来的に大規模なリニューアルや移行を考えている企業にも、月額制は適していません。移行時のデータ引き継ぎが困難なためです。

月額制のデメリットを理解した上での賢い選択を

月額制ホームページ制作には初期費用の安さや運用の手軽さといったメリットがある一方で、解約時のリスク、長期的なコスト、カスタマイズの制限、サービス提供者への依存といったデメリットも存在します。

これらのデメリットはすべての企業にとって致命的というわけではありません。事業の規模や性質、予算、将来の計画によって、許容できるデメリットとそうでないデメリットがあります。

重要なのはメリットだけを見て契約するのではなく、デメリットもしっかり理解した上で、自社にとって最適な選択をすることです。短期的な視点だけでなく、3年後、5年後、10年後の事業展開も見据えて判断しましょう。

月額制が向いているのかそれとも従来の買い切り型が向いているのか、あるいは両者を組み合わせた方法が最適なのか。デメリットを十分に理解した上で、慎重に検討することをおすすめします。

お悩みの方はぜひサブスクホームページについてのお問い合わせまでご相談ください。

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