月額制Webサイト・途中解約の違約金は?契約前に確認したい項目
サブスクホームページ vol.
サブスク型ホームページ制作を契約したものの、事業計画の変更やサービス内容への不満から途中解約を検討する事業者は少なくありません。ところが解約時の違約金や契約条件を理解していないと、予想外の出費に悩まされることになります。サブスク型ホームページ制作の途中解約について、違約金の実態と解約前に必ず確認すべき項目を詳しく解説します。
サブスク型ホームページ制作の違約金相場
サブスク型ホームページ制作サービスの違約金はサービス提供会社によって大きく異なります。最も一般的なパターンは、6ヶ月から2年程度の最低契約期間が設定されており、この期間内に解約する場合に違約金が発生するというものです。
違約金の計算方法として多いのが「残契約期間分の月額料金を一括で請求される」ケースです。例えば月額1万円のサービスで残り10ヶ月ある状態で解約すると、10万円の違約金が発生します。また、固定の解約手数料として3万円から5万円程度を請求するサービスもあります。初期費用を無料としていたサービスの場合、解約時に制作費として10万円から30万円を遡及請求されることもあるため、契約前に確認することが必要です。
一方で、最低契約期間を設けていないサービスも存在します。この場合でも解約手数料として1万円から3万円程度がかかることが多く、当月分の月額料金は日割り計算されずに全額請求されるのが一般的です。データ移行費用やドメイン移管費用が別途請求されることもあります。
サブスクホームページ制作の中には違約金を一切設けていないラクスクのようなサービスもあります。初期費用0円・制作費用0円・解約費用0円で契約期間の縛りもありません。月額4,980円(税込5,478円)からという低価格ながらいつでも自由に解約できる点がお客様にもご安心いただけるポイントになっています。
解約前に確認すべき5つの項目
途中解約を検討する際トラブルを避けるために必ず確認すべき5つの項目をご紹介します。
1. 最低契約期間と違約金の計算方法
契約書や利用規約に記載されている最低契約期間と違約金の計算方法です。最低契約期間が何ヶ月に設定されているか、違約金がどのような計算式で算出されるのか(残月数×月額料金なのか、固定額なのか、初期費用を請求されるのか)を把握しておく必要があります。
自動更新の有無と更新タイミングも重要なポイントです。多くのサービスでは契約期間が満了すると自動的に更新される仕組みになっており、解約申請には月末の数日前までという締切が設定されていることがあります。契約更新のタイミングを把握しておけば、自動更新される前に解約手続きを行うことで違約金を回避できます。
2. ドメインの所有権
ホームページのドメイン(rakusuku-web.comなど)の所有権が誰にあるかは、解約後のビジネス継続に大きく影響します。ドメインの登録者が自社名義なのか、サービス提供会社名義なのかによって、解約後の対応が全く異なってきます。
サービス提供会社名義でドメインが登録されている場合、解約と同時にドメインが使えなくなり、これまで構築してきたブランドや検索エンジンでの評価を失う可能性があります。また、ドメイン移管に追加費用がかかるか、移管にどのくらいの期間が必要かも確認しておくべきでしょう。ドメイン移管には通常1週間程度かかることが多いため早めの準備が必要です。
3. ホームページデータの返却
解約後にホームページのデータが手元に残るかどうかも重要な確認事項です。多くのサブスク型サービスでは、解約と同時にサイトが削除され、データも返却されないことが一般的です。
サイトのデータ(テキスト、画像、デザインファイルなど)が返却されるのか、返却される場合はどのような形式(WordPressのエクスポートデータなのか、HTMLファイルなのか)で提供されるのかを確認しましょう。データ取得に追加費用がかかるケースもあるため、事前に確認が必要です。解約前にデータ取得の申請が必要な場合もあるので、重要なコンテンツは早めにバックアップを取っておくことをお勧めします。
4. サーバーとメールアドレスの扱い
サーバーやメールアドレスがサービスに含まれている場合、解約後の扱いを必ず確認する必要があります。サーバーが即日停止されるのか、それとも猶予期間があるのかによって新しいサーバーへの移行スケジュールが変わってきます。
特に注意が必要なのは独自ドメインのメールアドレスです。ビジネス用のメールアドレスが使えなくなると、顧客とのコミュニケーションに支障をきたします。メールアドレスが継続使用できるのか、メールデータのバックアップは可能か、代替のメールサービスへの移行方法はどうするかといった点を、解約前に整理しておくことが重要です。
5. 支払い済み費用の返金
既に支払った月額料金が返金されるかどうかも確認しましょう。多くのサービスでは月途中の解約でも日割り計算されず、当月分の全額が請求されます。また、年払いや半年払いを選択していた場合、未使用分が返金されるのか、返金される場合は手数料がかかるのか、返金までにどのくらいの期間が必要なのかといった点も確認が必要です。
年払いの場合も未使用分の返金がないケースが多いため、契約時に支払い方法を慎重に選ぶことが大切です。特に長期契約を検討している場合は、途中解約の可能性も考慮して月払いにしておく方が安全かもしれません。

違約金を最小限に抑える方法
途中解約による違約金を避けるには、いくつかの効果的な方法があります。
最も確実な方法は最低契約期間が終わるまで待つことです。カレンダーに契約更新日をメモしておき、更新の1ヶ月前には解約の判断をしておくと安心です。契約更新のタイミングを把握し、自動更新の数日前に解約申請を行えば、違約金は発生しません。
また、サービス内容に明らかな問題がある場合や、やむを得ない事業上の理由がある場合は違約金の減額交渉が可能な場合があります。解約理由を具体的にご説明の上、サービスの不具合や対応の遅延などの証拠を提示することで、誠実な対応を心がければ違約金を減額してもらえたり免除してもらえたりする可能性があります。代替案としてプラン変更や一時停止なども検討する姿勢を見せることで交渉がスムーズに進むことがあります。
完全に解約するのではなくより低額なプランに変更したり、サービスを一時停止したりできる場合もあります。将来的にホームページが再び必要になる可能性がある場合は最低限のプランで契約を継続しておくことも選択肢の一つです。
解約手続きの流れ
一般的な解約手続きは、電話やメール、専用フォームなどから解約の意思を伝えることから始まります。この際、解約希望日と理由を聞かれることがあります。サポート担当者から最低契約期間や違約金の有無、解約時の注意事項などについて説明を受けます。不明点があればこの段階で必ず確認しましょう。
その後、解約申請書や本人確認書類の提出を求められることがあります。指示に従って必要事項を記入・提出すると、解約処理が進められます。解約が完了すると、確認のメールや書面が送られてきます。この時点でサービスの利用が停止されホームページも閲覧できなくなることが一般的です。
解約前に準備すべきこと
スムーズに解約しビジネスへの影響を最小限に抑えるために、いくつかの準備を行っておくことをお勧めします。
1.ホームページに掲載している重要なコンテンツやデータは必ずバックアップを取得しておきます。テキストコンテンツ(会社概要、サービス説明、ブログ記事など)、画像ファイル(ロゴ、商品写真、スタッフ写真など)、問い合わせフォームの情報、顧客リストやメールアドレスなど、今後も使用する可能性のあるデータはすべて保存しておきましょう。
2.解約後のホームページをどうするか事前に計画を立てておく必要があります。新しいホームページ制作サービスへの移行を検討するのか、自社での制作・運用に切り替えるのか、一時的にSNSやGoogleビジネスプロフィールのみで運営するのか、他のサブスクホームページ運営会社に乗り換えを検討するのか、複数の選択肢を比較しておくと良いでしょう。
3.解約によってホームページが閲覧できなくなる場合、取引先や顧客に事前に通知しておくことも検討しましょう。特にホームページ上で予約受付や問い合わせを行っていた場合は、代替の連絡手段を案内することが重要です。
契約前に確認すべきポイント
これからサブスク型のホームページ制作サービスを選ぶ際は、将来的な解約の可能性も考慮に入れることが重要です。最低契約期間、解約条件、違約金の金額などを、契約前に必ず文書で確認しましょう。口頭での説明だけでなく契約書や利用規約を熟読することが大切です。不明な点があれば契約前に質問し、回答をメールなどの記録に残る形でもらっておくことをお勧めします。
サービスを選ぶ際は安さだけでなく総合的な判断が必要です。サービス内容の充実度、サポート体制(対応速度、対応時間、連絡手段)、解約条件(最低契約期間、違約金の有無)、ドメインとデータの所有権、実際の利用者の口コミや評判などを比較検討しましょう。例えば、ラクスクのように解約金がなく契約期間の縛りもないサービスであれば、将来的な事業変更にも柔軟に対応できます。
可能であれば、無料トライアル期間や短期契約プランから始めることでサービスの質を確認してから長期契約に移行するという方法も有効です。実際に使ってみるとサポートの対応速度や更新作業のしやすさ、管理画面の使い勝手などを確認できます。
途中解約で損をしないために
サブスク型ホームページ制作の途中解約では違約金として残契約期間分の料金(10万円以上になることも)や解約手数料が発生することが一般的です。解約前に必ず確認すべき5項目は、最低契約期間と違約金の計算方法、ドメインの所有権、ホームページデータの返却、サーバーとメールアドレスの扱い、支払い済み費用の返金です。
違約金を避けるには最低契約期間を満了してから解約する、サービス提供会社と交渉する、プラン変更を検討するといった方法があります。契約前には、最低契約期間や解約条件を十分に確認し、自社のビジネスに最も適したサービスを選ぶことが重要です。ラクスクのように解約金が一切かからないサービスを選べば、将来的な事業変更にも柔軟に対応できます。
サブスク型ホームページ制作は初期費用を抑えられる魅力的な選択肢ですが、契約内容をよく理解し、長期的な視点で判断することがかしこい選択につながります。
この記事の監修・執筆:ラクスク制作チーム
Web制作歴25年・デザイン歴30年の専門家ユニットが実務経験と500社以上の実績に基づき、最新のWeb知識を検証・発信しています。









