ファイルサーバーとは?

サーバーの基礎知識 vol.s14

ファイルサーバーでできること

ファイルサーバーとは、コンピューター間でファイルを共有するための機能を提供するサーバーです。
複数のユーザーがそれぞれのパソコンを使用しながら1つのファイルを閲覧したり編集したりするとき、コンピューター間でファイルをやりとりすることになります。
ファイルを他のコンピューターに送る方法としてメール添付がよく使われていますが、ファイルを更新するたびにメールで送る作業を何度も繰り返すのは手間もかかり、ファイルを見落としたりどのファイルが最新か分かりにくくなるなど、管理が煩雑になりますね。

そこで用いられるのが「ファイルサーバー」です。

ファイルサーバーは、クライアント(パソコンやスマホなど)が共有で使用できるファイルの保存領域を提供します。 ファイルサーバーをネットワークに接続すると、そのネットワークに接続されているコンピューターは、ファイルサーバーのストレージ上に用意された保存領域にファイルを保存したり、 保存されているファイルを閲覧したりできるようになり、個々のコンピューター間でスムーズにファイルをやりとりできるメリットがあります。

アクセスの権限

ファイルサーバーに保存されたファイルは、ネットワークで接続されていれば誰でもアクセスできるようにすると、セキュリティ上問題があります。アクセス権の設定によりファイルにアクセスできるユーザーを制限できます。 

ファイルの書き換えとロック機能

ファイルサーバーのストレージに保存されたファイルは、書き換えたり変更を加えたりすることができますが、同じファイルを複数のユーザーが同時に編集しようとすると、ファイルの内容が別々の保存をしようとして、エラーが発生してしまいます。 これを防ぐために、誰かがファイルを編集しているときは同ファイルへの他のユーザーのアクセスを制限するロック機能を使用することができます。

NASとは?

サーバーは基本的に、汎用的なコンピューターにサーバーの機能を提供するソフトウェアをインストールして利用されています。ほとんどのファイルサーバーがソフトウェアとして使用されていますが、ファイルサーバーの機能のみに特化した専用機「NAS」もあります。

 NAS(Network Attached Storage) はファイルサーバーに必要な最低限の機能だけを備え、 汎用機ではないため拡張性は低いですが、価格が安くサイズが比較的コンパクトで導入も容易なことから企業や家庭(個人)でも利用されています。NAS はファイルサーバー専用機であるものの、構成は通常のコンピューターと同様でCPU などのハードウェアやOS を持っています。
企業向けと家庭向けの製品ではパフォーマンスや機能が違うため、小規模以上の企業で業務利用する際には企業向けを使うようにしましょう。

アプライアンスサーバー

NASのように特定の機能を提供するための専用のサーバーをアプライアンスサーバーと呼びます。ファイルサーバーであるNASのほかにも、さまざまなサーバー機能についてアプライアンスサーバーがあります。

ファイルサーバーとNASの違い

ファイルサーバー
ファイルサーバー
ファイルサーバー
NAS
外観外観は似ている
導入難易度やや高めファイルサーバー機能に特化しているため容易
拡張性ファイルサーバーの他にも細かな設定ができるカスタマイズに不向き

NASと外付けハードディスクの違い

外付けハードディスクはコンピューターにつなげて使用するもので、CPUやメモリを持たない単なるストレージですが、NASはCPUやメモリを持つコンピューターとしての機能もあるため、ネットワークに接続して使用するのが一般的です。

家庭(個人)向けNAS

家庭向けのNASは 「ネットワークHDD」 という名称でも発売されています。パソコンでの使用だけでなく、テレビの録画やオーディオ再生に特化した製品もあります。

この記事の監修・執筆:ラクスク制作チーム
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