株式会社CNE(京都・決済代行サービス)ホームページ制作事例
京都を拠点に、安心で使いやすい決済代行サービスを提供している株式会社CNE様。多種多様な決済手段が求められる現在、「導入しやすく・わかりやすく・困ったときに頼れる」サービスをモットーに、地域の事業者様から全国規模の企業様まで幅広くサポートされています。
今回、CNE様より「会社の信頼性がより伝わるホームページにリニューアルしたい」というご相談をいただき、企画構成からデザイン、実装までを一貫して行わせていただきました。
■ 制作の背景と課題の整理
CNE様は長く決済代行を手がけてこられ、豊富な実績に基づく確かな信頼性をお持ちです。しかし、既存サイトでは情報量の多さがかえって分かりづらく、サービスの魅力が十分に伝わっていない状態でした。
特に下記のような課題がありました。
決済導入までの流れがイメージしづらい
サービス内容の違いが理解しにくい
サポート体制の安心感をもっと前面に出したい
全体デザインが古く感じられ、初めて訪れた人に堅い印象を与えてしまう
これらを踏まえ、今回のリニューアルでは「専門性はそのままに、親しみやすく伝える」ことをテーマに制作を進めました。
■ 企画と構成 — “難しいことをやさしく整理する”という視点
決済サービスはどうしても専門用語が多く、知らない人には理解しづらいジャンルです。
そこで、サイトの構成を大きく見直し、“導入を検討している事業者の方が迷わない設計” を軸に以下の工夫を取り入れました。
- サービスを「目的別」に分類
従来は機能ごとの説明が中心でしたが、ユーザーが求めるのは「自分の業種ならどの決済が合うのか」。
そこで、新サイトでは「クレジット代行」「決済導入」「クレジット(割賦)委託」「集金代行」など、“目的ベース”で選べる構成に再整理。
これにより、初めて訪れた人でも、自分に合ったプランを自然と見つけられるようになりました。
- 導入までの流れを図解でわかりやすく表現
お申し込み〜利用開始までのステップを図式化し、
「難しそう」という印象を取り除くため、柔らかいトーンのイラストと簡潔な説明を採用しました。
■ デザイン — “京都らしさ × 信頼感 × やさしさ”
デザインコンセプトは
「落ち着きのある信頼感の中に、親しみやすい表情を」。
京都の企業らしさを感じられる控えめな色使いをベースに、決済サービスらしい清潔感・信用性を表現しました。
ベースカラーに淡いブルーを使用
文字はゆったりと読みやすい行間に調整
図解やアイコンを多く取り入れ、専門分野の説明もやさしく表現
モバイルユーザーを想定した余白設計で、閲覧ストレスを軽減
堅すぎず、軽すぎない。
決済の専門企業としての品位を保ちつつ、訪問者に寄り添う柔らかさを大切にしています。
■ システム面 — 企業運用に適した仕組みづくり
リニューアルに伴い、運用のしやすさも改善しました。
お知らせの更新機能
サービスページを増やしやすい構造
スピード表示の高速化対策
セキュリティ強化
社内で情報更新が完結できるようCMSを調整し、
今後のサービス追加にも柔軟に対応できるサイト設計としています。
■ 文章表現の工夫 — 専門分野でも“読みやすい”を優先
決済サービスの説明は、どうしても堅くなりがちです。
そこで、
・できるだけ日常の言葉に言い換える
・専門用語は注釈付きで丁寧に説明
・長い文章は図解や箇条書きで補助
といった工夫を行い、「調べもののサイト」ではなく、
“相談しやすい会社のサイト” という印象につながる文章設計を心がけました。
■ 公開後の効果
リニューアル公開後は、下記のような反応が見られています。
業種・目的別ページからの問い合わせが増加
導入前相談のハードルが下がったとの声
初めて導入を検討する方からのアクセス時間が増加
スマートフォンでの離脱率が改善
サイトを通じて会社の姿勢が丁寧に伝わるようになり、
「安心して相談できそう」という印象を持っていただける構成になりました。
■ まとめ
今回の株式会社CNE様のホームページ制作では、
決済代行サービスという専門性の高い分野を、できるだけわかりやすく、やわらかく伝えることを大切にしました。
情報整理をし直し、目的別に選びやすい構成へ
導入までの流れを図解で理解しやすく
京都の企業としての落ち着いたデザイン
今後の運用に配慮したCMS構築
CNE様の魅力と強みが、より自然に訪問者へ届くサイトへと生まれ変わりました。
